健康に関する間違った常識というのは沢山ありますが、特に多いのは油に対する見方かもしれません。
それが、がんの増加にも関係しているように感じます。
ですから、がん予防に積極的な方や、がん治療中の方には、是非!油の正しい知識を持って、油にはこだわっていただきたいと思っています。
油とがんの関係
油に気をつけなければいけない理由…
それは、、、
“細胞膜が油だから”です。
細胞膜の質は、食べる油の質に左右されてしまうのです。
悪質な油をとって、細胞膜がおかしくなると、どうなると思いますか?
…なんて言われても、細胞の世界のことは、なかなか考えもつきませんね;
細胞膜が細胞の栄養の入り口ですから、入り口となる膜の質が悪くなると、細胞の中に入ってほしい栄養がきちんと入らずに、入ってはいけないものが入ってしまいます。
そうすると、様々な問題が発生する事になります。
例えば、
ガン、糖尿病、各種アレルギー、生理痛、“炎”の付く病気 (例 : 大腸炎、胃炎、鼻炎 etc…)また、ALSや認知症、パーキンソン…。
こんな恐ろしい病気を招く恐れが。。。
また、トランス脂肪のように細胞膜を変形してしまう油をとり続ければ
細胞全体の機能が低下するだけでなく活性酸素が発生し発ガンの引き金になります。
多くの病気の原因は悪質な油にあるのです。
近年増加している大腸癌、乳癌、肺癌、前立腺癌は、油との関わりが深いと考えられています。
ここで気をつけてほしいのは、油が全て悪いと言っているのではないということです。
むしろ油は重要です。
質の良い油をとる事が大切なのです。
油を控えすぎると、どうなるか…、
油を摂らないと、胆汁が作られなくなります。
そうすると、ビタミンA,E,D,K,CoQ10のような抗酸化力の強い脂溶性のビタミンやDHA/EPAのような油脂性の栄養素を吸収することが困難になります。
そうなると、アレルギーや様々な不調が出てきますし、当然がん予防も難しくなってしまいますね。
老化が早まって、お肌もカサカサのシワシワになります(泣)
良い油はきちんととるようにしたいものですね。
飲んでいる人もいるくらいです!
(えっ!ホントですよ。オリーブオイルとかフラックスオイル、ココナッツオイルあたり。)
では、私たちを、がん体質にしてしまう悪質な油とはどういったもののことを言うのでしょうか。
「やっぱり、お肉の脂でしょ?ドロドロ血にする!」
と、思いますか?
残念。。。
もちろんお肉の脂は食べすぎに注意が必要ですが、
天然ですから、まだ問題ありません。
アラキドン酸なので、炎症が強い時は動物性脂肪も控えめにする必要が出ますが、、、
も~っと怖い油を、多くの人が毎日食べています。
ヒントは…
「マックのポテト」
といったところかな?(笑)
この話は長くなるので、
がんを招く油とは何か…次回をお楽しみに。
PS: 栄養対策間違ってないか?!
気になる方は相談できます。