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がん予防と子孫のために【簡単】環境ホルモンを知ろう!

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ヨーロッパで規制が進む中、日本ではほぼ規制がなされていない「環境ホルモン」。

聞いた事はおありでしょうか?

聞いた事のある方でも、自分の身の回りにどれほど環境ホルモンがあふれているか、どんな悪影響があるかは知らない事が多いようです。

環境ホルモンには臭いもないし、色もついていない。大量にとれば即死だけど、大抵は10年20年後に影響が出る…そういった理由でその危険性を感じない。

そこが環境ホルモンの怖い所です。

 

近年急増している前立腺癌や乳癌、子宮癌といったホルモン依存性のがんの大きな要因となっている事は否めないと思います。

放射能と一緒で因果関係が分かりにくいのですが…。

環境ホルモンは、自身の発がんだけでなく、子や孫にまで影響のある話です。環境ホルモンの影響を少しでも減らして、自分と子孫を守る方法はぜひ知っておきたいですよね。

 

異変は野生生物から始まった

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「環境ホルモン」とは内分泌かく乱化学物質です。

 

ホルモンと似ている化学物質が体内でホルモン受容体と結合することで間違った指令が出されてしまい、正常なホルモン効果を乱してしまうのです。

女性ホルモンに似ているのでオスはメス化します。

 

問題がクローズアップされたきっかけは、野生生物に起きた様々な生殖異常でした。

その幾つかを挙げてみると次のようなものです。。。

・北米五大湖では鳥たちのメス化、卵のふ化率低下、メス同士のつがいなどが現れた

・カナダの白イルカの甲状腺、副腎皮質の異常

・米国ではオスのワニのペニス縮小化、卵のふ化率低下

・ハクトウワシが巣作りに無関心、求愛行動なし

・北海では、免疫力低下によるアザラシやイルカなど哺乳類の大量死

 

いずれも、原因は生物のホルモンをかく乱する環境ホルモンが疑われています。

食物連鎖により、直接的には環境破壊や環境汚染の少ないはずの地域にまで環境ホルモンの影響は及んでいるのです。

そのため、「地球上に安全なところは無いと言っても過言ではない」「環境ホルモンに関する歴史的考察」は述べています。

 

人間にも影響が出始めている

動物たちに起きているメス化を知ると、“おねぇキャラの急増“も笑えません。男性が女性化しているということですから。

また、不妊症や不育症は世界のカップルを悩ませていますが、日本でも今や7人に一組が不妊に悩んでいると言われます。

少子化問題に関しては、欲しくても出来ないカップルが増えているという面も無視できないのです。

 

また最近注目されているのは、「不育症」です。(妊娠しても赤ちゃんが育たず、流産してしまうという問題。)

不育症の65%は原因不明とされているのです。

生殖異変で野生生物が減少し絶滅危惧種が急増していることを考えると、人間も環境ホルモンの影響を受けている可能性が大いに考えられますよね。

これはオーバーな話ではなく、環境ホルモンを研究している専門家は、人類が滅亡の危機にあることを警告しています。

 

 豆知識 

 「環境ホルモンに関する歴史的考察」によると、環境ホルモンと呼ばれるのは2000年の時点で”67物質ある”とされています。

 科学物質は5~8万種もあるとされているのでまだその数は増えて行くことでしょう。

 この67物質の2/3が農薬。それに、水銀、鉛、カドミウムを加えた70物質に何らかの内分泌かく乱作用があると考えられています。

  ☆日本人は魚を良く食べることもあり、水銀蓄積量が多いという特徴があります。

 水銀による健康被害はあまりにも多岐にわたるので、別の機会にまとめたいと思います。

 

身の回りの環境ホルモン

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身の回りの環境ホルモンにはどんなものがあるのでしょうか。

 

 ≪食べ物、口から入るもの≫

 

:水銀、ダイオキシン、BPA

肉・魚・乳製品: PCB、ダイオキシン、有機塩素系農薬

: カドミウム

野菜・果物: 有機リン系農薬、ネオニコチノイド系農薬

缶詰の内側のコーティング: ビスフィノールA

ポリカーボネート食器: ビスフィノールA

テフロン加工のフライパン: 有機フッ素化合物

一部の水道管: 鉛

 

 ≪化粧品・日用品・家具≫

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薬用殺菌石鹸:トリクロサン

防腐剤: パラベン

香料: 合成ムスク

日焼け止め: ベンゾフェノン

塗料・接着剤: フタル酸エステル類

防虫剤: ピレスロイド系農薬

カーテン・カーペット: 難燃材(PBDE)

合成皮ソファー: フタル酸エステル

 

 ≪医薬品≫

鎮痛剤: アセトアミノフェンなど

水虫治療薬: アゾール系真菌剤

栄養ドリンクなどの保存料: パラベン

(アリナミン、ユンケル、チョコラBB)

 

…と、実はまだまだあります。

沢山あり過ぎて圧倒されますね。

 

 タバコの副流煙 

タバコ 禁煙

 ダイオキシンやカドミウム、PCBはたばこの副流煙に多く含まれることを御存じでしょうか。なんと7割が副流煙に含まれるのです。

 タバコは吸うのは本当に自殺行為。しかも喫煙者以上に吸っていない周りの人に影響があるのですから、なんとも納得がいきません。

 自分と身近な人の命を大切にするためにはまずは禁煙です!

 

環境ホルモン対策!

身の周りに溢れている環境ホルモンに、どう対策すれば良いのでしょうか。ググれば幾らでも出て来るとは思いますが、ここでも幾つか対策を書いておきますね。

 

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環境ホルモンで特に気をつけたいのがビスフィノールA(BPA)です。

女性ホルモン作用を持ち、妊娠や産後の赤ちゃんの健康に影響を与え奇形のリスクも上がるとされているBPA。

プラスチックの原料や添加材として使われています。カラフルなプラスチックの食器や、お弁当箱などに使われる事があります。ポリカーボネート製の哺乳瓶は一時大きなニュースになっていましたね。

特に子供たちは割らないようにプラスチック容器を使いがちですが、極力自然な物を利用したい所です。ガラス製や陶器に変えて行くのはいかがでしょうか。

ただ、プラスチック全てが危険な訳ではありません。容器の裏の表示を見て、ポリエチレン、ポリプロピレン、ペット樹脂なら安心だそうです。

 

ラップも、塩ビではなくポリエチレン系が安心です。無添加と書いてあるラップです。

サランラップのようなピッタリとつく質の良い感じの塩ビのラップは、便利ですが熱が加わると科学物質が発生します。

塩ビのラップをしてレンジでチン!は実は危険な行為なのです。あなたは知らないうちに毎日環境ホルモン付きの食事をしていませんか?!

 

寒い時期には特に、温かい缶コーヒーが働く男性たちに欠かせない飲み物になっています。ですが缶はBPAが溶けだしますし、温めると危険度が増します。

前立腺癌や精子減少の予防のため缶ではなくドリップコーヒーにしたい所。でもどうしても缶コーヒーが飲みたい方は“缶の底が白いもの”(←コーティングされている)を選んで下さいね。

それは缶詰も同様。特にトマト缶はトマトの酸がBPAを溶け出させていると言われています。瓶入りや紙パック入りだと心配ありません。

 

その他、化粧品や日用品には抗菌剤、防腐剤、香料に環境ホルモンの危険が潜んでいます。成分チェックして極力ナチュラルなものを選びたいですね。

また、意外と意識しない蚊取り線香や虫よけスプレー。こちらもハーブ系の安全なものがあります。自然食品店やWEBで探してください。

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実は環境ホルモンが最も多く体内に入るのは食事からです。一番は農薬ですね。無農薬が無理でもせめて減農薬のものを探したい所です。

魚は内臓は食べない方が無難。マグロなどの大型魚はお勧めできません。

・・・もう言ってたらキリがありません。(苦笑)

同じものばかり食べると毒が集中してしまうので、色々な物を「美味しいね~♪」と言いながら食べるのが良さそうです。

 

身の周りにあふれる環境ホルモンは極力避けるのが第一。あとは汗や便で排泄できる体作りをしていきたいですね。

 

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