先日某回転寿司に家族で食事に行きました。

食の安全の話をするような身としてはこそこそと行かなくてはいけない感じもあるんですが(笑)・・100円程度で楽しめるということは色々なケミカルな工夫があるわけで、気にし過ぎると食べるものがありません(^ ^;

 

あえて私が気にするとすれば、ネギトロには何やら油が混ぜてあるし、イクラは人工だし、ガリは人工甘味料のサッカリンなんかで甘み付けてあるし・・・ということでその辺りは避けてます。

そして、これを言うともともこもないと言われそうな、寿司飯

ご飯+砂糖たっぷりで、悲しいかながっつり糖質過多。実はこの時点でがん患者さんや糖尿病患者さんなどには寿司はNGメニューなのです。

でも健康な方のたまの楽しみだとすれば、妥協案として血糖値が急激に上がらないように少し工夫して食べればOK。私はまず茶碗蒸しや枝豆などのタンパク質系を注文するようにしています。

マグロ画像

 

そういえば、私はほとんどマグロは食べません。妊婦さんはもちろんですが、妊娠を希望する方も、赤ちゃんの水銀による神経障害を予防するためにマグロは極力控えた方が良いですね。(厚労省は週に80gまでとしています)

水銀の影響は強烈です。カルシウムやマグネシウムの輸送障害を起こすことで心機能に影響を与えたり、慢性疲労、不安、記憶障害、パーキンソン、発達障害、ALSの原因物質にも・・・結構こわいですから、マグロを控えるのは妊婦さんだけでいいのか?!と思っちゃいます。

 

その他はあまり気にせずに食べているかな~という所ですが・・・

そういえば、内心気になっていたことがあります。

あなたも、寿司ネタからプールのような消毒臭やなんともいえない・・素材とは違う何か変な味を感じた事はありませんか?!

 

ヒト致死量が茶さじ1杯の殺菌料

先日は、サーモンと”えんがわ”が異様にまずく、消毒のような味がしました。

生エビも時々同じように消毒っぽい風味が口の中に広がります。

あの味は何なんだろうと思っていた訳です。

「体を壊す10大食品添加物」(渡辺雄二 著 幻冬舎新書)と言う本をパラパラ見ていて答えがありました。

この匂いや味の原因は殺菌剤として使われている次亜塩素酸ナトリウムだったのかもしれません。

次亜塩素酸ナトリウムというとプールの消毒に使われるほかご家庭でも「ハイター」「カビキラー」といった製品に用いられているため身近な薬品です。

ご存知の通り換気をしながら使用しなければ危険な急性毒性の高い薬品ですよね!

そんな次亜塩素酸ナトリウムが保存料として使われているんです。

怖いですよね~。胃腸を荒らしてしまいます。

特に痛みやすい食材であるキス、アワビ、カレイ、エビなどの高級食材には、飲食店が仕入れる前から使われていることもあるようです。

 

次亜塩素酸ナトリウムは食品に使っても残留しないという理由で表示が免除されているそうです。

それをいいことに、加工業者は安易に次亜塩素酸ナトリウムを使っていて店側もそれを平気でお客に出しているのです。

 

板前マグロをさばく画像

まな板、包丁から

板前さんがその場でお刺身を作っているお店でも、薬っぽい少し酸っぱい味がすることがあります。

おそらく、まな板や包丁の消毒に使った次亜塩素酸ナトリウムを十分水で洗い流していなかったんでしょうね。

食中毒を起こすリスクを思うとどうしても過剰防衛になってたくさん消毒してしまうというのもわかります。

チェーン店だったら、一店で食中毒が出れば大変なことになります。生物は特に。。。

でも、お客の立場からすると劇薬付きのお料理では困ります。

居酒屋や天ぷら店、寿司店さらにスーパーの寿司やコンビニサラダ、カット野菜からプールの消毒薬のような臭いがしたり、薬っぽい味がしたら次亜塩素酸ナトリウムが残留している可能性があります。

そんな時は残念ですが食べるのはやめたほうがいいのかもしれません。

食事やサプリで栄養をプラスすること以前に、極力悪いものを体に入れない。これも結構大切なポイントなのです。

 

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