巨大装置を用いる重粒子線治療ロボット心臓手術(ダ・ヴィンチ手術)…

医療技術の進歩は目覚ましいものがあります。



しかし、人体を分子レベルで見た時、意外と見落とされている簡単で安価、かつ生命に欠かせないモノがあります。

今回は、きっとあなたも不足している、ある元素をご紹介します。それは…

 

マグネシウム!!

単なる元素といっても、マグネシウムは一日に100mg以上の摂取が必要な主要ミネラルの一つで、人はマグネシウムが欠乏すると生きられません。

なぜならば体内の325種類以上もの酵素に関わっているからです。

例えば、エネルギーを生産、運搬、貯蔵、利用する働き。

神経活動の調整、筋肉の弛緩、血管の緊張、血圧・血流コントロールなどなど…。

つまりタンパク質やビタミンを摂っていても、マグネシウムなどのミネラルの助けがなければエネルギーに変換したり身体を作ったりできません。ですから、下手すればミネラル不足で死に至ることもあり得ますし、逆にマグネシウムを入れることで難しい病態を改善することも可能なのです。

 

マグネシウム不足で困るのはこんな症状

身体内のマグネシウム量の60~65%までが、骨と歯に存在し、残りの35~40%は筋肉・組織細胞、体液などにあります。

 

心臓と脳細胞での濃度が最も高いので、それだけにマグネシウム欠乏による重篤な症状は特に心臓と脳に現れます。

例えば、狭心症、高血圧、不整脈、頭痛、不安神経症、パニック発作、鬱病、アルツハイマー、不眠症…など。

他にも、女性の悩みPMS、不妊症、低血糖症、糖尿病、肥満、腎臓結石、骨粗しょう症、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、慢性疲労症候群、線維筋痛症、科学物質過敏症…と、どれも治しにくい病気ばかりです。

マグネシウムを含む栄養対策によってこれらも改善可能なのです。

なにしろ、325種類以上もの酵素に関わっていますから(*^^)v

Mg!すごいでしょ!?

 

ミトコンドリアと細胞のがん化

このサイトは「がんとの正しい付き合いかた」をご紹介するので、マグネシウムとがんとの関連を述べなければいけませんね。

以前、がんはミトコンドリア機能障害が原因だ!という記事を書いていました。

なんと、ミトコンドリア内でエネルギー(ATP)を作る際、解糖系でもクエン酸回路でも必ずマグネシウムが関わるのです!

ということは、マグネシウム不足だとエネルギー回路が回らず、ミトコンドリア機能障害を招くことになります。ミトコンドリアがきちんと機能しないと、単にエネルギーが作れないだけでなく、ひいては細胞のがん化につながります。

 

マグネシウムはタンパク質の合成という主要な働きがあります。

何十というビタミン・ミネラルはマグネシウムの指揮下で栄養素と酵素が身体を構成することに関わります。関わるメッセンジャーRNAが活性化しDNAが産生されるのにもマグネシウムが関わっていることからしても、マグネシウム不足は回避したいのです!!

やっぱり、Mg!すごいでしょ!?

 

マグネシウム不足の原因

日本人が慢性的に大幅に不足しているのがマグネシウムです。厚生労働省はマグネシウムを「栄養機能食品」に指定しています。必要量は1日体重1kgに対して6mg。ということは体重60kgの人は360mg必要。

厚労省の調べでは平均して一日に100mg以上不足しています。

不足してしまう原因として以下の事が挙げられます。

  • 農薬、酸性雨により土壌が栄養不足になっているから
  • 精製塩の摂りすぎ
  • 糖分の摂りすぎ
  • ストレス過多
  • ジャンクフード・加工食品(添加物)の摂りすぎ
  • 医薬品の使い過ぎ
  • 偏った肉食(野菜、海藻不足)

 

まずは農薬や加工食品(添加物)によってそもそも食品中にマグネシウムが少なくなっているということがあります。

「…ていうか、野菜ほとんど食べてない」という人もいますしね(^^;

 

特殊な例として、がんの栄養対策などで糖質制限するため肉食に偏るもいます。ホントにほとんど動物性タンパクしか食べない偏った食事です。(スーパー糖質制限、MEC食)

しかし動物性タンパクを摂るとマグネシウムを沢山排泄してしまいます。しかも動物性タンパクにはマグネシウムは少ないのです。

足がつったり、頭痛が出たりしていないでしょうか。どうしても蛋白質のみの食事を続けるなら必ずマグネシウムはサプリメントで補給して頂きたいと思います。

 

マグネシウムを食べる

まずはどんな食材にマグネシウムが多く含まれているかを知りたいですよね。

・海藻(海苔、わかめ、昆布…) ・緑色の野菜 ・種実類(ごま、ひまわりの種など) ・全粒穀物(発芽玄米) ・ナッツ類 ・あさり ・ゴボウ ・タンポポ ・豆類(大豆は醗酵した味噌や納豆を) ・硬水 ・小魚 ・貝類 ・カレー粉 ・天然にがり ・自然塩(ぬちまーす)


まずは野菜と海藻を意識するところから始めるのは簡単かもしれません。やっぱりおやつはナッツです♪

外食やお惣菜が多くなると特に不足するのが緑黄色野菜や海藻ではないでしょうか。家で食べるられる時は、昆布で出汁をとったり、(お鍋にポンと入れるだけ)意識して味噌汁にワカメやとろろ昆布を散らしたり、葉物を炒めて食べるなど意識したいですね♪ 

 

吸収阻害する食品

シュウ酸やフィチン酸はMg吸収阻害します。ほうれん草などシュウ酸の多い野菜は生で食べたりジュースにせずに茹でてお召し上がりください。

Mg摂取を期待するなら穀類・種実類は8~10時間水につけてフィチン酸を抜いた方が良いですね。

 

吸収力を高めよう!

マグネシウムの吸収で大切なことは胃酸でイオン分解すること、そしてでちゃんと吸収できることです。ですから、まずは胃酸が出ていなくては始まりません。

胃酸が出ていないと、他のミネラル(亜鉛やカルシウム)も吸収されません。

胃酸が不足する原因は

  • 緊張、ストレス
  • ビタミンB1、亜鉛不足
  • タンパク質不足
  • 甘いものの摂りすぎ
  • 冷たい飲み物を摂った時
  • よく噛んでいない
  • 胃薬(制酸剤)の服用

☆胃酸が出ているかどうかはPG1、PG2の検査でわかります。

胃薬”は意外な盲点なのかもしれません。日本では胃薬というと胃酸を抑えるタイプがほとんど。胃薬が手放せないという方はどんなタイプのものを飲んでいるのか確認してみてください。
(胸やけするなら制酸剤ではなく消化酵素をもらう方が正解かもしれません。)

また、腸で吸収できるようにしておかなければいけませんので、やはり腸内環境の改善が必須ですね!!

 

ミネラルはバランスが重要

マグネシウムに限らず、ミネラルは実は摂取量よりも体内でのバランスの方が重要です。

マグネシウムはカルシウムと連動しています。(ブラザーイオンといいます)

しかし、カルシウム不足の方が強調されがちで、マグネシウムとカルシウムの摂取バランスがかなり悪くなっています。

 

細胞内でのバランスをとるための食事での摂取の理想比は

カルシウム:マグネシウム

 1:1 です。

このバランスが崩れると神経が興奮し、パニックを引き起こしたり様々な痛みが出たり、カルシウムが石灰化して狭心症、高血圧、不整脈を起こしてしまったりします。

このバランスを考えると牛乳や乳製品ばかりを摂りすぎるのはお勧めできません。

個人的には牛乳や乳製品を全否定するつもりはありませんが、マグネシウムが極端に不足している現代人としては考えざるを得ない部分です。

もちろんカルシウム製剤やカルシウムサプリも要注意です。

そもそも吸収できるのか?というような製品、貝殻とか卵の殻とかドロマイトがほとんどですしね。普通食べないでしょう貝殻とか。

カルシウムの関わる症状がある時は先にビタミンDとマグネシウムを摂ってみましょう。

 

マグネシウム対策

酸性雨や農薬の影響で野菜に含まれるマグネシウム量自体が少なくなっているので一日200mg~500mgのマグネシウムを摂ろうと思えばサプリメントを使うというのも一つの手です。(…というか、かなりおすすめです。)

購入するなら吸収しやすいようにキレート加工したものを。

クエン酸マグネシウムや、グリシン酸マグネシウム、リンゴ酸マグネシウムなど色々あります。

摂りすぎて問題がおきることはないと言われますが、サプリに頼りすぎるのは良くないですね。

摂りすぎるとゆるくなって下痢しますから下痢する程は摂らなければいいだけです。

*酸化マグネシウムは下剤として使われますが吸収が悪いのでマグネシウム補給には不向きです。

 

マグネシウムの摂取方法は食品やサプリの形だけではありません。

けい皮吸収が良いので、入浴剤としてエプソムソルトを使うとか(ソルトと書いてるけど塩ではない)

サーファーや海女さんになるのは・・なかなかハードルが高いので、入浴でけい皮吸収できるのは便利ですね。

 

マグネシウムスプレーや、更には点滴するという方法も!!(できるクリニックが限られますが)

☆マグネシウム不足は血液検査ではほとんど分かりませんので調べるなら毛髪ミネラル検査がおすすめです。重金属によってミネラル輸送障害をおこしていないかどうかもわかります。

 

私自身、色々な栄養対策をした中で、PMSの症状に一番効果的だったのがマグネシウムでした。痛みに効果的。(その次はDHA/EPA)

あと、寝る前にマグネシウムを飲むと安眠できるそうです。

 

・・・とにかくステキすぎるマグネシウム。

誰だって必要なマグネシウム。

がん細胞を作らない為にミトコンドリアを元気にしてエネルギー回路をしっかり回したい方、

治療のためとはいえお薬を沢山使ってきた方、

これまでコンビニ弁当漬けで青い野菜など食べなかった方、

ちょいちょい頭痛に悩まされているあなた!

マグネシウムですよ~!!!

参考資料:奇跡のマグネシウム/Drキャメロン・ディーン

 

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