新型コロナウイルス対策でマスクが推奨されているため、中国だけでなく日本でもマスクが売り切れているという異常事態。少し滑稽に思いつつ拝見しております。
マスクは本来、予防のためではなく、感染した人が他の人に移すリスクを低くするためのものですものね。

マスクはウイルス対策になるか

結論から言うと、マスクを付けていても決定的な感染症対策にはなりません。
着用することメリットがあるとすれば、
・喉鼻の保湿効果
・汚染された手で顔を触る頻度が下がる
・自分が感染していた場合に
 飛沫を飛ばして迷惑をかけないためのエチケット
といったところ。
欧米ではマスクをする習慣がないので、海外の人から見れば、今回の”マスクが買えない騒動”は理解不能だと思います。
公共の場でマスクを着用するよう推奨する協力な理由はないため、
米疾病対策センター(CEC)では「マスク着用を推奨しない」としています。
まして、マスクが数少ないからと何日も同じマスクをするなどして不潔にしていると、むしろ逆効果になります。
もしマスクをするなら毎日交換しましょうね。

ウイルスはどこから?

マスクをしたほうが良い気がするのはナゼか考えてみると、、、
マスクでウイルスをガードできそうだからではないでしょうか。
でも実際には、ウイルスはマスクの繊維よりも細かく、すり抜けて入ってきますので、ガードにはなりません。
もし、手についたウイルスが、目や鼻、口から入れてしまった時にどうやってガードできるかが問題です。
キーワードは、
シットリ
です。
目、鼻、口腔には、粘膜があります。
粘膜は細かい毛(線毛)や粘液によってウイルスの侵入をブロックしています。
ですから、粘膜の潤いを保つことが、ウイルス感染の予防に最も大切なことなのです。
粘膜が潤っているためにはどうしたら良いのでしょうか。
もちろん湿度が40~60%に保たれているなどお部屋の環境も大切です。
(マスクも「保湿」を考えると一定の効果があるという考えもある。)
ただ、口呼吸が癖になっている人は、また別の問題があります。
マスクをすることで息が苦しくてむしろ口呼吸になることがさらに増えると、口腔内がさらに乾燥してしまい、ウイルス感染しやすくなります。
鼻呼吸できるように、鼻のトラブルは解消しましょう。
(そのためにもグルテン・カゼインフリーがお勧め。腸の炎症があると鼻も炎症させるから。)
しかし、環境に左右されずに自前で粘膜がしっとりしているのが一番なわけです。
粘膜がしっとりしているためには必要な栄養があります。それは、
・グルタミン(アミノ酸)
・ビタミンA
・亜鉛
・鉄
どれもお肉に豊富な栄養素です。
消化力のある方は、レバーやカツオ、牛ヒレ肉、豚ヒレ肉、牡蠣、卵などを意識的にとっていただきたいです。
私は現代の日本人であれば、不足しがちなビタミンAや亜鉛をサプリメントの形で摂取した方が感染症のリスクはかなり低くなると思います。
国が推奨するとしたら、マスクよりビタミンAやC、それに亜鉛の良質なサプリメントにすべきではないかと。。。
ちなみに、鉄サプリに関しては、炎症がある人が摂取するのは慎重であるべきなので、一概にサプリメントでの摂取を推奨できません。
また、睡眠によって粘膜が回復するので、睡眠不足は大敵。
そして、ストレスがかかると、粘膜の材料を消耗します。
ストレスは免疫を落とし粘膜の質も落としますので、まんまとウイルス感染を招きます。
ストレスを溜めない工夫は大切ですね!
たとえウイルスにさらされていたとしても、免疫状態が良ければ跳ね返せますから、
ビタミンCやDの摂取、乳酸菌と食物繊維(野菜果物)で腸内環境を改善することなど基本的なことを意識していればそんなに病的に恐れることもありません。
マスクをするより、粘膜強化、そして免疫強化と心得ましょう。
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