「がん」というと、どんなイメージですか?

一昔前だと、死と直結というイメージでしたね。

最近は、がんが身近になったこともあり、
すぐに死に直結する感覚はなくなっていますが、
ひどく苦しいという印象はあるかもしれません。

がんの特徴は…痛まないこと

そうなんです。

意外かもしれませんが、がんは痛くないのが特徴です。

なぜなら、ガン細胞はもともと自分の細胞だからです。

痛みの症状が出ないから、発見が遅くなる、
だからがんは怖い…と言われるくらいなのです。

患者よ、がんと闘うな」の著者、近藤 誠 氏
次のように書いています。

___________________

がんは痛みについて言えば、

胃がん、肝臓がん、食道がん、子宮がんは

放置すれば年齢に関係なく最後まで痛みません。

___________________

痛まない人も多いんですね。。。

しかし、個人的には、これは少し
極端な意見かもしれない、とも思います。

確かに、近藤氏の言う、
”がんもどき”で、一定以上大きくならない
タイプのものであれば、
放置しておくのが正解だと思います。

しかし、本物のガン細胞は成長し、転移もします。

特に進行すると腫瘍が神経を圧迫して
痛みが出てしまいます。

何もしなければ必ず最後まで痛みがない
という訳でもないんです。

とはいえ、

実は、がん=痛みでもがき苦しむ
という一般的なイメージと、現実は違うということです。
ちょっと安心しましたか?

大往生したければ医療とかかわるな」の著者、
中村仁一氏も、苦しまないことを理由に

”死ぬのは「がん」に限る。
 ただし、治療はせずに…”

とうことを書いていますね。

高齢であれば、ほぼ最後まで普通の生活ができる
がんで逝く方が幸せというのは、
現役医師の語る真実だと感じます。

痛みに話を戻しますが、

そもそも、胃がんや子宮がんは、
胃潰瘍や子宮筋腫などのために
もともと痛みがあった、というケースが多く、
それを放置したり、痛み止めでごまかしてきた結果、

気づいたら”がん”になっていた…

というケースも多いのではないでしょうか。

がん検診を重視する前に、日ごろの体のサインに
耳を傾けて、きちんとケアしておくことが、

がんの予防として基本的に重要な
ことなのではないかなと感じます。

 

辛いのは、がんよりがん治療

近年よく指摘されるように、
がんそのものよりも、がん治療の方が
苦しみを増しているというのは事実です。

放っておけば暴れなかったのに、
下手に過激な治療で刺激して、がんが暴れだす…

そんな風に観察している医師は少なくありません。

実際、カウンセリングの際によく聞くお話で、

”がん治療のために入院するまで、
普通に生活してあんなに元気だったのに、
みるみる病人のようになってしまった…。”

…なんてよく言われます。

治療で病んでいくパターンですね。

 
苦しまないためには・・・

三大療法(手術、放射線、抗がん剤)の
どれを受けるにしても、体のダメージが
大きいことは否めません。

大切なのは
それに耐えうる体の状態にしておくことです。

(絶えられる状態でないなら、
治療を受けるデメリットが甚大になります。)

そのために、
栄養アプローチをするなら、

治療前に取り組んでおく!!

ということを覚えておいて頂きたいと思います。

治療に入る前の備えで予後がかなり違いますが、
病院でその部分のフォローは受けられません。

相談したいとお考えの方がいらしたら、
治療が始まる前の段階から、
栄養面、サプリメントの選択を
一緒に考えてみませんか。

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