
大人気の酵素!
確かに生命活動に酵素は欠かせません。
今回、動画で酵素がなぜ大切なのか短くお話しています。
もしかして、あなたも、酵素を摂取するべく、毎朝、低速ジューサーで野菜ジュースを手作りしたりしていますか?!がんの食事療法の一つとしても人気ですよね。
モデルさんや女優さんが「毎朝、野菜果物のジュースを作って飲んでいます♪」そんな話をしているのを雑誌で見たりすると、野菜ジュース=ビューティーというイメージになりませんか?
とにかく、野菜ジュースはイメージがいい!!
しかし!しかしです。
実は野菜ジュースで体内酵素はできないんです。
もちろん、野菜ジュースは体に良い飲み物ですょ。でも、消化酵素にも代謝酵素にもなりません。
じゃぁ、何を食べればいい訳?…ということになりますよね。
それは…動画の中でお話します。(3分11秒)
ヒントは、野菜ジュースの食事療法を勧める先生が「食べてはいけない」とおっしゃる、アレです(汗)
動画を見にくい環境の方のために、内容を書きますと…
野菜ジュースに含まれるのは、食物酵素で消化をサポートしてくれます。
それで、消化酵素をサポートしてくれる分、他のことに体内酵素を活用でき、助かっちゃうということです。
ビタミン、ミネラルもとりやすいですしね。
でも、体内酵素の材料は、野菜ではありません。
その材料とは…。
たんぱく質なのです。
体内酵素は大きく分けると「消化酵素」と「代謝酵素」があり、タンパク質から合成されます。
卵、魚、肉といった、吸収のよいタンパク質をもとっていないと、消化酵素が作れず消化吸収力が落ちます。
栄養を摂っても今一つ使えない訳です。また、代謝酵素も作れませんから、ホルモンを合成したり、免疫細胞を作ったりすることもできません。
ちなみに、動画の中では話していませんが、補酵素としても働くビタミンB群の多くは動物性タンパクに多く含まれています。
(補酵素は、酵素とタンパク質がくっついて使える形にしてくれます)
野菜ジュースを飲んでいれば健康的~♪というイメージが先行していますが、酵素の重要性を感じている人こそ、タンパク質摂取も心がけていただきたいと思います。
PS:さらに余談ですが、ジュースにしてしまうと、野菜を噛まずにごくごく流し込むことになりますよね。 つまり咀嚼しません。
すると、消化酵素が十分出ませんね。それに繊維は取り除いてジュースのみ摂るとなると血糖値が上がりやすいというのも難点。これを大量に摂るとなると、意外と体にとっては負担です。
やっぱり、人間、出来るだけ楽をしようとしない方がいいんじゃないかな~。なんて思いますが、いかがですか?