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がん患者さんの食事法

やると危険な”がん患者さんの食事法”


「45歳なんですが、乳癌とわかって、今度手術するんです。ちょっと教えてもらっていいですか…」

かわいいお声で、淡々と一生懸命にお話されます。

二人のお子さんもまだ小さいとのこと。

まだ初期なのに、再発しないように、全摘まで考えているとおっしゃいます。

 

…もし、これが自分だったらどうでしょうか?

私の場合はすでに子供が成長しているのですが、

もし、まだ子供が小さくて、しかも自分が病気になったら…

正直、自分のことより、子供の事を考えて、病気が悔しくてただただ泣くだろうと思います。

そして子供のために絶対生きなくては!!!と思う事でしょう。

その方も、とても一生懸命で、沢山の質問をされました。

 

その中で、ありがちな勘違いが幾つかありました。。。
これは皆さんに知っていておいて欲しいことなので、今回それについて書こうと思います。

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ガン患者さん向け”食事法”の間違い

賢いあなたのことですから、きっと、癌になったら、きっとまず本屋さんに走って、自分の病気について調べると思います。
(その女性もそうでした。)

そして、食事法など、色々な対策法を見ることになると思います。

すると、大抵、

「玄米菜食でガンを克服!!」

といった感じの書籍を沢山目にすることになります。本屋さんには、そういった本が多く並んでいるからです。そういう訳で、必然的に、真面目な人は…

「やっぱり白米はやめて玄米食べるようにしなきゃ!」
とか
「肉はダメなんだな。今日から野菜だけにしよう」
とか
「断食したら癌が治るのか…じゃぁ食べないようにしたほうがいいのかな」

と、素直に思います。

お電話くださった方も、そうやって、もともと細かったのに更に食べなくなりもっと体力をなくしていました。

その状態で手術したらどうなると思いますか?

聞けば、赤血球も白血球も基準値ギリギリです。

栄養失調状態で手術すれば、修復する力もないので、術後の改善は遅くなります。

早く退院して、子供の世話をしたいのに退院も遅れる可能性があります。

それに退院しても、傷口はいつまでも痛むかもしれません。
治す材料が少ないですから。

それは普通に考えればわかります。

でも…

いざ、自分が病気とわかると、冷静に判断できなくなるんです。
誰だってそうです。

なぜだと思いますか?

判断力が鈍る原因?!

それは…

感情的になるから」です。

感情と理性は同時には成り立たないものです。

それがいけない訳ではなく、それが全ての人にとっての現実なのです。
自分の事となると、感情が入ってしまい、冷静な判断力が鈍ります。

だから、
「玄米だけで癌は治る」と言われると、

「そうなんだ~…」

…となってしまいます。

確かに玄米は素晴らしい食材ですが、毒性もあるので、食べ方に注意が必要ですし、状態によってはむしろ食べない方が良いのです。

そこまで情報を集めることができればいいのですが、なかなか(特にご本人となると)病気へのショックの方が上回っていて情報収集する力もないのが普通です。

実のところ、そういった肝心な情報はなかなか手に入りません。

治りたい一心ですし、実証済みだと本に書いてあれば、疑うことなく信じてしまいます。

ですから、できれば、自分や家族が病気になる「前」に、冷静なうちに、がん対策に関して知識を持っておくことはとても大切なことだと感じています。

正しい判断ができるように。

 

また、いざという時には早めに専門家の意見を聞くのも良いことです。かたよった情報だけを鵜呑みにして極端に走ったり、逆に放置してしまわない為には必要です。

ただその際は、極端なことを提案する専門家ではないかどうかの判断もいります・・・(^^; 結局は自分の中にある程度の知識や基準が必要ってことですよね。

二人に一人ががんになるんですからね…。

 

長くなってしまうので、単純に「癌になったら玄米菜食」とは一概に言えない理由は他の時に書きたいと思います。

まずは、栄養はバランスが大切!!ということだけは覚えておいてくださいね。


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