ここのところ

分子栄養医学」に関して

がっつり書いて、ビタミンC療法なども

ご紹介してきたのですが、

そういえば、

「栄養学」と近藤…じゃなくて

混同しちゃう人もいるかも!

と思い、違いを書いておきますね。

 

栄養学と「分子栄養医学」の違い

「分子」とか、「医」とか

ちょっと言葉が追加されているよね

みたいな…?

もちろん、それだけの違いではないんですね~。

 

Wikipediaでは

栄養学とは、食品に含まれる栄養素

がどのように生物の中で利用されたり

影響しているかを研究する学問」

だと書いていました。

なんだかわかったような、分からないような…。

働く人で考えてみましょうか。


日本で栄養学を学んだ人は、

栄養士」、更に進んで「管理栄養士」になりますよね。

お仕事は、食品関係。

施設の給食センターで献立を作ったり

食品関係の企業で開発に携わったりする訳ですね。

 

 分子整合栄養医学では

食品からの適切な栄養はもちろんのこと

サプリメント、ビタミンC点滴などの

栄養素を治療目的で利用し

細胞の働きを向上させます。

ですから、仕事として関わるのは

サプリメントを扱う人や医師ということになります。

 

栄養を用いて健康を目指す

という部分は共通しますが、

栄養学は「食生活の改善」

分子栄養医学は「治療

という

目的の違い

がはっきりしていますね。

 

栄養の摂取量が違う

この目的の違いから、

摂取量の目安が大きく異なります。

以前ビタミンAに関して書いたことがありましたが、

それを見ていただくと分かるように、

(ビタミンA不足でガンになる?⇒http://healthy-happiness.jp/?p=942

厚生労働省の「栄養所要量」

病気にならないために必要な最低ラインです。

実は、健康になれる量という訳ではないのですね~。

 

分子整合栄養医学治療目的

つまり健康な状態を目指すので、

推奨する摂取量は10倍多かったりします!

それを食品でまかなうのはムリ

だから、サプリメントの形にしているのですね。


当然ですが、

勘違いしてはいけないのは

やみくもに「サプリメントを沢山取れば病気が治る」

というものではないということ。

しっかりと、血液検査などのデータに基づいて、

あなたに必要な栄養素をトータル摂取する必要があります。

栄養はチームで働くので

ビタミンAさえとれば、とか

鉄をとれば…というものではないんですね~。

チームプレイが大切なのです。

人間は体内でも良い仲間が必要なのです♪ 

 

薬との違い

日本人はに慣れているので、

何か症状がすぐに治ることを期待しますが、

サプリメントによる治療効果を実感するには

少し時間がかかります

代謝に使われるビタミンBとか

粘膜に使われるビタミンAは

(粘膜は3日で細胞が入れ替わるので)

なんだか即効性を感じると思いますが、

大体、

十分栄養を摂取し始めて1カ月とか2ヶ月は

かかると思って気持ちにゆとりを持つことも必要です。


症状が改善していけば、

少しずつ薬も減らしていけますね。

そうすれば、辛い薬の副作用からも解放されますよね~♪


ということで、

今回は、栄養学と「分子栄養医学」

との違いについて、でした!

 

PS:栄養医学に基づいて

あなたが必要なサプリメントを摂っているか、

間違った方向に行っていないかチェックしたいなら、

健康相談に申し込んでみてください。

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