
このサイトを通して、特にがん患者さんの栄養の取り方に関するご相談をお受けしているのですが、ご相談後によく言って頂くのは、「ホッとしました」という言葉です。
今回はそんなご感想の一つを紹介させて頂きます。
今年の初め頃に乳がんの治療を始めたこの方は、栄養対策も必要と考えて、ご自分で色々と調べ懸命に実践しておられました。
調べた結果、玄米菜食に行きつき、無塩にも頑張って取り組んでおられたそうです。でもさすがに塩ナシはたまらなくて辞めたそうですが。。。
調味料にもこだわり、無農薬野菜も予約注文して、出来る事は何でもやっておられましたが、やはり不安があったそうです。
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以下は健康相談後のご本人の感想です。
専門知識がないので不安でした…
お電話をする前はもしかしていわゆる癌ビジネスではないかと少し不安もありましたが大野さんとお話しするうちにもっと時間を長く予約すればよかったと思いました。実際、質問に対してとてもわかりやすく説明して頂きました。
ゲルソン療法などはとても有名ですが、私には合いません。食事は美味しく食べることが大切だと思うからです。しかし気を付けなければならないことには十分注意を払って美味しく楽しく食事をしたいと思いました。
まだまだ沢山お聞きしたいことがあるのでまたご連絡したいと思います。
塩抜きの件
ちなみに、ゲルソン療法で塩を禁止するのは、その人のミネラルバランスが崩れているという前提なんです。人参ジュースを勧めるのもカリウムを大量摂取してナトリウム排泄しようという考えがあるからのようです。
しかし、これまであなたはインスタント食品やスナック菓子ばかり食べていましたか?そうでもない人の方が多いかもしれません。これまでよほどナトリウム過多な食事をしてきた訳でないなら、塩ナシにする必要はないと思います。
そもそも人は植物と違って塩無しでは生きられませんから、適量取る必要があります。自然塩なら、ナトリウムとマグネシウムのミネラルバランスが取れています。汗をよくかく人は特に、(自然塩を)おいしく感じる量を摂取してください。
他にも食べて良いと思っていたものが、逆にガン細胞には栄養になっていたり、がんと闘うために絶対欠かせないものを断っていたり…そんな人が多いですよね。せっかく頑張るなら、体の仕組み、ガンの仕組みを知った上で対処したいですね。
(玄米菜食でがんを克服するというのにもそれなりの理論があります。一つは血糖値が急激に上がらないというメリットです。でも、厳格な玄米菜食を続けていると、免疫細胞を作る材料すらないタンパク欠乏状態によって、がんと闘う体力はなくなっていきます。)
ガンになった原因は塩や添加物よりむしろ…
今回ご相談いただいた方の場合、がんを引き起こした大きな要因は、食生活が崩れた事だけでなく、ストレスが重なったことにあるとお見受けします。
- 家庭内を含めた人間関係の精神的ストレス
- 働き過ぎと睡眠不足による肉体的ストレス
…といったことです。
ですから、まずは睡眠時間を確保できるように家族に協力を求める事、我慢しない、頑張らないことも大切だとお話しました。キチンとしなくちゃ!という完璧主義をやめる事です。
あとはストレスで乱れる自律神経を整えるために深呼吸をするのもおススメ♪
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【動画】ストレスからがんにならないために
―自律神経をたった1分で整える簡単な方法!

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そりゃ~我慢も頑張りも必要ですが、病気になるほど頑張ってしまうタイプの人は、意識しないとやり過ぎるんです。だから食事法も頑張り過ぎはだめです。
甘いものは良くないから~!!って、人が食べてるのを横目にガマンしてみじめな気持になるくらいなら、食後に一口だけ!とか決めて「おいしいね♪」ってみんなと嬉しい気持ちを共有する方がよほど免疫は上がるのではないでしょうか。
そもそもビタミンB群が足りないと甘いものを欲する傾向が強いので、まずは偏った食事を辞めて、栄養バランスを取りもどすことが必要ですね。
女性が一人で決断を下すことも大きなストレスになりますから、短時間でも良いので、また相談していただきたいと思います!
一人で悩んでいる方はぜひ電話相談をご利用くださいね♪
栄養セラピー受けられます