輸血でがんになる?!そんな訳ないだろ
…と思いますよね。
「愛の献血」なんて言われるように、日本では輸血=命を救う というイメージがあります。
ですが、実際日本に150~200万人いると言われるC型肝炎の患者さんは、その多くが輸血などの医療行為に原因があります。
肝臓がんの8割はC型肝炎に由来します。
そういえば、最近お話しした肝臓がんの方も、元は輸血によるC型肝炎の感染者でした。私にとってはC型肝炎もそれによる肝臓がんも非常に身近な話です。
でも、今回輸血について書こうと思ったのは、肝臓がんを予防するためではありません。
C型肝炎に関しては、現在は献血時にウイルスチェックがなされていますので、40歳代以降には減少しています。(とはいえ安全性は保証されていません)
それより、気になるのは、
・輸血をした人はがんになりやすい
・がん再発のリスクが4.6倍になる
「輸血した人はがんになりやすい」
―こう報告しているのは、久留米大学準教授 安達洋祐医師。
(「エビデンスで知るがんと死亡のリスク」中外医学社)
輸血を受けるとがんや死亡が増える。
がん患者は輸血を受けると再発や死亡が増えるというのです!
輸血は命を救うものと思って献血していた人にとってはとても信じにくい事実ではないでしょうか。(医師の間でもほとんど知られていないのですから…)
安達氏の具体的報告によると、
デンマークの研究では、輸血を受けた人は、がんになる頻度が1.5倍と高い。食道がん、肝臓がん、肺がん、皮膚がんになる頻度が特に高い。
日本の研究では、輸血を受けた女性は、甲状腺がんになる頻度が1.8倍と高い。アメリカの研究では、輸血を受けた患者はリンパ腫瘍が1.7倍発症する。
どうして輸血でがんになるのかというと、…輸血は臓器移植だからです。
ごくごく簡単に言うと、人の体は自分以外のものが入って来ると、異物が入って来た~!ということで攻撃しますよね。
輸血した血液は異物なので、患者さんの血液の免疫細胞が攻撃してケンカしちゃうんです。
でも体はなんとか折り合いをつけようとするので、免疫が抑制されます。
そんな流れで、輸血によって著しく免疫が低下し、結果的に発がんリスクが上がるのです。
輸血でがんの再発率4.6倍に
日本ではがんとなるとまず第一選択は手術です。なんと輸血の42%はがん患者さんに使われています。
南カリフォルニア大にショッキングな報告があります。咽頭がんが再発した患者さんのうち、輸血を受けた人は65%、受けなかった人は14%つまり、再発率に4.6倍の大差が付いているのです。
「輸血は免疫力を抑制する」だから無輸血で手術をした方が患者は長生きするはずだと考え、実際に無輸血手術をやってのけた八木田旭邦というスゴイ医師がいらっしゃいます。(元・近畿大学教授)
その当時に無輸血手術するには大変な技術力が必要でした。なんと血管を縛って止血していたのです。八木田氏がいかに優秀な医師かを伺い知る事が出来ます。
八木田氏は1987年から90年にかけて厚労省の「血液製剤・副作用研究斑」に属しており、そこで輸血の危険性をまざまざと知ったのです。
厚労省の研究班の調査によって、輸血ががん患者にがんを再発させる危険がある事が立証されました。以下の通りです。
≫対象は大腸がん手術を受けた患者48人(1982~88年)
A 輸血を受けた21人
B 受けなかった27人
それぞれの2年生存率と5年生存率を比較しました。
・2年生存率
A(輸血) 生存70% (30%死亡)
B(無) 生存100%
・5年生存率
A(輸血) 生存50% (50%死亡)
B(無) 生存90% (10%死亡)
つまり輸血したがん患者さんは2人に1人が5年以内に亡くなり、無輸血の患者さんは9割が生きていたという事で、5年生存率に2倍近い開きが生じていたのです!信じられないほどの違いですよね。
知らないと、むしろ「輸血してください!」とお願いする所なのでしょうが、輸血の危険性、そして無輸血治療のメリットを知ると、選択は大きく変わるのではないでしょうか。
驚愕!
放射線照射されているなんて
輸血によってGVHDという症状が起こりえます。
白血球も入ってるのにHLAの型は合わせていないんだから当然です。血液型なんて指紋みたいなもので同一の人なんてほとんどいませんから、ABO型しか合わせていないなんて、普通に考えても恐ろしい事です。
GVHDとは、輸血した血液中の免疫細胞が患者さんを攻撃するという最悪の事態です。発熱、皮膚の紅斑に始まり、輸血後3~4週間後に肝障害、下痢、下血で死に至るという恐ろしいものです。
輸血した為に出血して死亡するという…何と言う皮肉でしょう。
そこで、GVHDを避けるために、厚労省はスゴイ事をしています。
H10年から輸血血液に放射線照射を義務化。しかも15~50グレイというハンパではない線量です。
(1グレイ=1シーベルト)
放射線許容量基準は年間1ミリシ-ベルトですから、血液製剤が浴びている放射線量はその許容量の1万5000倍から5万倍に相当することになるのです。
ちなみに人間が浴びると必ず死ぬとされる線量が6~10シーベルトだそうです。そう考えると、15~50って…なんだか尋常ではない感じがしますね。
そんな、放射線をガンガンに浴びせられた血液を体内に入れることで、輸血の後遺症として恐ろしい多臓器不全のリスクが発生します。
果たして、放射線を浴びた血液を体内に入れたい人なんているんでしょうか?私は絶対嫌だなぁと思いますが…。あなたはいかがですか?
”ま、でも輸血で助かった人もいるし、他に方法がないなら…”とも考えますよね。
でもね、それもどうやら違うようです。他に方法があるんです。
輸血しない方が回復も早い
輸血は費用がかかり、危険が伴うため、世界は無輸血手術の方向に向かっています。そもそも昔は無輸血で手術していた訳ですし。
ナント!無輸血で心臓の手術も可能なのだとか。でも日本は無輸血医療の点でかなり遅れをとっているようです。
ただ無輸血手術には入念な準備が必要だそうです。失血量を最小にするために、こまかな止血をすることや、適度にリンゲル液を補充して失われた水分を足してあげるといったことです。
失血時に大切なのは水分とミネラル分です。あとは体が造血してくれます。この方法は費用がかかりませんし、回復が非常に早いのが大きなメリットです。
体の自然治癒力って、本当にすごいですね。
ぶっちゃけ輸血は水分とミネラルが入っているので命をつなぐのに役立っていただけという訳です。
”死ぬ人もいるけどね”っていう…。
(@_@;)。。。
日本でも無輸血手術を請け負ってくれる病院はありますが、多くはないようです。無輸血での治療を求める人が増えれば、対応する所も増える…かもしれません。
ただ、血液はダイアモンド並みの利益があると言われますから、利権の問題でそう簡単にはいかないことでしょう…。
(たまたまですが、つい最近、無輸血での治療をお願いしたが断られたという話を立て続けに聞いていますし)
でも、医療を選ぶ患者の権利がありますから、「是非に!」とお願いするのは大切ですね。命がかかっている話しですから。
血液の闇‐輸血は受けてはいけない
医療ジャーナリスト 船瀬俊介氏と、内科医 内海聡氏 共同著書(三五館)
今回、この書籍から引用させて頂きました。
この本は医学界最大にして最凶のタブーを告発しています。
大変勇気の必要な告発だったはずです。この情報を世の中に伝えてくれたことを感謝したいと思います。
(このサイトだって消されるかも…と、内心は恐いくらいですから。)
これほど危険性が高く、しかも高価な「治療」が、なぜこれほど頻繁に行なわれているのでしょうか。
そこには一般人が翻弄されている世の中の仕組みが関係しているようです。
…まさに血液の闇です。
代替療法についても詳しく書いていありますので、興味のある方は是非ご一読ください。
闇の部分が多い世の中に生活している私達が、安全に生きて行くには、自分で情報を見極める力と、揺るがぬ信念が求められそうです。
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