分子栄養学では血液検査や毛髪検査で不足している栄養素をつきとめる事が可能です。栄養療法は細胞レベルでの根本療法と言えます。
だから、ガンをはじめとして、パーキンソンやALS、自己免疫疾患のように原因不明とか、難病と言われるものにも強いのです。
もちろん万能ではありませんし、正しくデータを読めないと対策を間違います。
それでこのような継続的な学びの場は非常にありがたく感じます。
血液検査の読み方講座
今回は、午前に青木先生の血液検査の読み方講座がありました。
まずは主訴(身長体重をはじめ様々な症状)から今の体の状態を想像することが大切だということ、また、溶血や炎症、脱水があるとデータにマスクがかかるため、そのまま読んではいけないということ。そんなケースを実例から教えて下さり非常に勉強になりました!
栄養療法を実践している人が食べているもの
提供されるランチは「代官山サラダ」です♪
「代官山サラダ」は栄養療法をなさっている皮膚科医の 蘆田 英珠先生が経営されています。蘆田先生はかわいい3人のお子さんのママでもあります。(ヒルズクリニックで蘆田先生の診療を受けられます)
ランチョンセミナーで水素情報
ランチ中にもセミナーがあります。今回は今話題の水素について。
株式会社すかい21さんが、水素ガス生成機を持ってきておられました。水素ガス生成機がかなりコンパクトになっていました。78万円ですけどね(@_@;)
水素は活性酸素対策で非常に注目されています。凶悪な活性酸素、ヒドロキシラジカルを消去してくれる事が多く論文発表されていますもんね。
がんはミトコンドリアの活性酸素対策が必須なので、可能なら使ってみたい所。。。
実は水素は腸で作られているというお話しもありました。やはり腸内環境は重要ですね~!!!!
毛髪・便検査の読み方と対策
しっかり食べたし、5時起きにも関わらず、午後もバリバリ勉強しました。(CoQ10やリポゾームビタミンCが効いてたかも)
午後の講義では宮澤先生が毛髪検査、大便検査の読み方や実際の対策を説明してくださいました。
毛髪検査で重金属の蓄積状況、副腎疲労、甲状腺機能低下症など多くの情報を得られます。
パーキンソンやALS、重症のアトピー、うつ、パニックなど数々の解決策のない難病は、重金属が大きく関わる事がありますので、これを知っているのと知らないのとでは人生が変わりますよね。
他にも、エネルギー代謝に欠かせない鉄や亜鉛、腸内環境のための消化酵素や乳酸菌の効果的な使い方も多く学べました。
いつもながらハイスピード、そしてスゴイ情報量。講義内容がさらにパワーアップしておりました。
本題の症例検討会
今回は諸事情により午後からの症例検討会は、一つの症例を小池先生が解説するというスタイルでした。(嬉しい!!!)
もう、これまた、圧巻でした!
本来は様々な症状を問診してから、不足した栄養素の検討を付け、検査と見比べます。
でも今回は逆で、検査データだけを見て症状を言い当てて行かれました。
これは、かなり熟練の業。聞いている方は推理小説を読むような面白さです。
私のように、医師ではないカウンセラーや患者さんも参加しているので、血液検査項目自体をわかりやすく教えてくださいました。
小池先生の頭の中はどうなっているんだと思うほどの知識量なのですが、それをとても優しく教えてくれます。小池先生の講義には愛を感じますょ~❤
個人的に特に興味深かったのはALPという検査項目です。
栄養療法では、ALPが低いと亜鉛不足と考えます。
しかし、ALPは骨が壊れると血液中に放出されるので、これがガン患者さんで高い時には骨転移を疑います。
亜鉛不足があるはずなのにALPの高い人はよくいらっしゃいます。
亜鉛不足で低くなり、骨や肝臓の状態で増えてしまい…結局少し高めくらいの感じのデータになる。。。。ん~これは推理力が求められますね。
(骨だけではなく、肝臓、小腸、胎盤のダメージでも放出されます。また通常は胆石や黄疸をみています。)
ありがたいことに、この講座は医師だけでなく、一般の方も参加可能です。
今からでも参加したい方はこちらから。→☆★☆★
ぷは~!勉強した~!という感じの一日。
・・・しかし、こうやって、中身の濃いセミナーを定期的に開催する側は更に大変なパワーが必要なはずです。
分子栄養学の情報を広く知らせていきたいと願う宮澤賢治先生の取り組みが実を結び、更に栄養療法がメジャーになって、無駄に苦しむ人が減って欲しいなぁと願いつつ、飛行機に乗り込みました。
学んだ事を今週のセミナーや、6月のがんセミナーに活かしたいと思います。
◇ ガンを知り栄養で対策!分子栄養学セミナー
今回は栄養療法の血液検査の読み方もお伝えします
【早割あります】
6/10 東京セミナー
6/24 大阪セミナー
◇ 学びのカフェ天神(福岡)
4/14 女の幸せは腸ケアから