がんの標準医療だけを行うより
(手術・放射線・抗がん剤)

分子栄養医学による栄養療法は

平均20倍も生存期間が長い!ということを

前回お届けしていましたね。

(まだご覧になっていない方はコチラ⇒http://healthy-happiness.jp/?p=998

現在は高濃度ビタミンC点滴療法

を利用して更にパワーアップしています!

ということで、今回はビタミンC療法についてです。

 

ついに!医学界で認められました

2005年にアメリカ国立健康研究所、国立ガン研究所が

高濃度のビタミンCはガン細胞を殺す

という論文をアメリカ科学アカデミー紀要に発表しました。

また、2006年にカナダ医師会雑誌に論文が発表されたことで、

現在はアメリカやカナダの

多くの医師が高濃度ビタミンC点滴療法を

ガン患者さんに用いるようになっています。


日本
でも2007年に杏林大学の

柳沢厚生教授によって

その効果と安全性が発表されたことで大きな反響を呼び

取り入れる医師が増加しました。


きっとあなたの町(あるいは近くの都市)にも

ビタミンC点滴療法をしてくれる医師がいらっしゃるはずです。

 

ビタミンCは「がん」だけを殺す?!

ビタミンCはガン細胞には毒性を発揮し

正常細胞には毒性がないことが分かっています。

どういうことか、というと…

ビタミンCはその代謝過程で過酸化水素を生成します。

(過酸化水素というと、

傷の消毒で使うオキシドールの主成分ですね。)


正常細胞はカタラーゼという酵素が

過酸化水素を中和するので影響ありません

しかし、ガン細胞はこのカタラーゼが

ないために過酸化水素のダメージを受けて

活性が低下したり死滅したりします。

血中ビタミンC濃度が350mg/dl以上になると

抗ガン剤のような働きをするのです。

 

しかもビタミンCはNK細胞の

活性を高める作用もありますので、

免疫アップしつつ、

ガン細胞は殺していくという

まさに夢のような治療法ですよね。

 

週に2回ほどを数ヶ月間続けて様子を見ます。

ネックになりそうなのは費用です。

自由診療で健康保険が

使えないので、

少しまとまった費用が必要になります;

 

副作用は?

基本的に副作用はありません

(でも、気分が悪くなって、合わないとおっしゃる方もいらっしゃいます。)

良い意味での副作用として、お肌がきれいになりますょ♪

美容のためにビタミンCの点滴をする人もいるほどです。

私もビタミンC点滴したいです(笑)

 

ビタミンCを過剰に摂取すると

尿管結石になりやすいことが知られていますが

高濃度ビタミンC点滴療法では

このような尿管結石は起こしにくいと言われています。


注)行えない方
もいらっしゃいます。

G6PD欠損症(赤血球膜の酵素異常)がある方

 (必ずG6PDの検査が行われます。)

透析中の腎不全の方

心不全、大量の腹水、強い浮腫のある方

 

研究者の人間性に惹かれます

メディカルマーべリクス

1960年代からポーリング博士は

ビタミンCが風邪に効く!

と述べただけでなく、

がんにも効く!と発表していました。

しかし認められることはなく、研究は

ヒュー・D・リオールダン医師によって受け継がれました。


彼もまた、医学界の異端児として

いわれのない攻撃を甘んじて受けた人物の一人です。

牡蠣殻の中の”不快な異物”は

長い時間をかけて美しい真珠となります。

貝 パール

同様に、当初、医学界では”異物”扱いであった

リオールダンでしたが、

その功績ゆえに後に多くの賞を受賞することになりました。

しかし、何よりも、

多くの人にとってかけがえのない友人であった

と言われています。

彼は患者さんにも、「学ぶ大切さ」を教え、

自分の施設にいる全ての人を「共に学ぶ仲間」と呼んでいました。

 

私が分子整合栄養医学に引かれる理由の一つは、

その創始者たちの人間性にあります。

人に希望と啓蒙と健康を与え

ユーモアを忘れず、自分を出し惜しみしない。

その精神に見習いたいと思うのです。

 

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