分子栄養医学とは
身体の栄養状態のアンバランス・代謝を改善することにより、身体に可能な限り最適な生化学的環境をもたらそうとするものです。
「分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)」という名称は、20世紀における最も重要な科学者の一人として広く認められ二度ノーベル賞を受賞したライナス・ポーリング博士の造語。
具体的には、食事と栄養(ビタミン・ミネラル・アミノ酸・必須脂肪酸など)を一人一人の必要量充分補完することによって治療しようとする方法です。この分子栄養学をベースとした治療法は「栄養療法」と言います。
分子整合栄養医学の「分子」という言葉は、いかにも難しげな感じを醸し出しますが、「細胞レベルの栄養学」と考えて頂けると、イメージしやすいかと思います。(厳密には違うんですが)
私たちの身体にある60兆個の細胞は、すべて栄養素で構成されています。そして、栄養が欠損するときに何らかの不調が現れてきます。
様々な生化学的な検査を通して、どのような栄養素が不足しているのかを見極め、補給していくことで細胞レベルでの治療が可能になります。
体調不良を訴えて、病院に行き、血液検査をしてもA判定。

医師にも「異常なし。」「老化でしょう」「ストレスでしょう」「精神的なものでしょう」などと言われる。
薬も対症療法に過ぎない・・そんな状況にもどかしさを感じる人は少なくありません。
重篤な病気ではない、しかし、慢性的な症状に悩んでいる。
そんな多くの方を細胞レベル、分子レベルで元気にすることができるのが栄養療法です。
私が栄養療法クリニックに所属していた際、色々な悩みを抱えてる方が受診されていました。

例えば・・・
・慢性的な疲労感(疲れやすい)
・鉄欠乏性貧血
・血糖調節障害
・アトピー性皮膚炎
・繰り返すニキビ、酒さ、肌荒れ、脂漏性皮膚炎
・お腹の不調(便秘・下痢・過敏性腸症候群(IBS)・SIBO)
・不妊、婦人科系トラブル
・発達障害、自閉症
・更年期障害
・鬱、不安障害、パニック障害
・アスリートやビジネスマンのパフォーマンスアップ
などなど。
どれも、症状の改善には、栄養状態を整えることが必須です。
分子栄養学は、オーダーメイド医療として今後もっと浸透していくことが期待される分野です。

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