先回から、がん治療にもなる温熱療法について書いていましたが、その一つとして日本古来から実績のある温熱療法といえば…?
お灸 がありますね。
若い方はお灸を見たこともないかもしれません(笑)
もぐさに火をつけたりするので熱くて怖いというイメージがあるかもしれませんね。でも、実際は熱くなったら外せばいいので、とても気持ちがいいものなんですよ。
がん患者さんに特にお勧めのお灸は、
「びわの葉温灸」です。
ビワの葉には万病を癒す不思議な力があると言われて古来から民間療法に用いられてきました。
天平時代に仏教と共にビワの葉療法が伝わってきたようです。全国のお寺にビワの木が植えられ、難病に悩む民衆を治療してきたそうですよ。
葉も実も種も使えますから、家にビワの木が一本あれば医者いらずだと言われます。
ビワの葉のアミグダリンは、暖められると肌からでも浸透して、炎症を抑え、痛みを取り、血液を浄化し、がんも消してしまうと言われています。それでビワの葉をお灸に使うという訳なのです。
ご注意ください:アミグダリンを摂取するためにビワや杏の種子の粉末を食べることはお勧めできません。アミグダリンから体内で青酸ができる可能性があるため、健康への悪影響が懸念されています。
農林水産省:ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう
実は、私の場合、親戚がビワの葉温灸の先生をしていて、若いときからビワのお灸の使い方を教わっていて、娘の喘息や、自分自身の体調不良の改善によく利用していました。
ビワの葉温灸セットなるものが恐らく1万円くらいでネットでも購入できるはずです。
本当にビワの葉っぱを使うんですよ。面白いでしょ。ビワの葉が手に入らない地域では、ビワの葉エキスを使う方法もありますね。
部屋がもぐさ臭くなるのは嫌でしたが、やはり効果がわかるので続けていました~若いのにw
笑えるでしょ^-^
きちんとツボを理解してお灸を使うと、体の奥深~くまで、ジ~ンと熱が伝わって、芯から温まるのを感じるはずです。
まずは専門家にやってもらおう
がん患者さんでは、手の施しようがないと言われたような方が代替療法の一つとして利用されているようなケースの方が多い感じがありますが、初期段階からこういった、免疫を上げ、ガン細胞にもダイレクトに作用するような温熱療法を取り入れて行かれることが、ナチュラルで健康的な治療法なのではないか思います。
ビワの葉温熱療法は各地域の鍼灸治療院でも実施しているはずですので、お近くでそういった治療院をお探しになると良いですね。
一度、プロにやり方を習って、後は自宅でご家族に行ってもらうのが良いかと思います。
体を温めることで免疫を上げ、がんを熱やアミグダリンで攻撃し、痛みを取るのにも役立ちますので、ぜひお試しください。
書籍もありますので、読んで勉強してみるのも良いと思いますよ。