解毒(デトックス)って気になりますよね。

 

断食を教える方や厳格な食事法教えている方、いろんな種類のお水屋さん、ヨガの先生とか・・

 

いろんな方がしきり「デトックス!」とおっしゃいます。

 

とりあえずデトックスした方が良さそうな気持ちになりますw

 

 

でも生化学的に解毒ってどうやって行われているのか、意外と知らないものです。

 

ざっくりとでも細胞内のデトックスの流れを知っていると、毒をためないために自分にできることを正しく理解できそうですよね。

 

 

9月21日(月・祝)に生体内の解毒回路に関してのセミナーを予定しています。 興味のある方はお申し込みください。
「メチレーション勉強会」

 

 

メチレーションを回すと何ができる?

デトックスというと、岩盤浴で汗をかくことや、腸の宿便をとると良さそうなイメージがあります。

 

(そもそも宿便は医学用語ではないし、腸にヘドロのようにこびりついた便なんてないらしいのですが。。)

 

まず、そのイメージは脇に置いておいておきましょう。

 

 

細胞内では、メチレーションと呼ばれるエネルギー回路があります。

 

実はこの回路のお陰で生体内の解毒ができています。

 

 

メチレーションとはなにか、というところからですが、、、私自身、未だわかりやすい説明を受けたことがありませんw

 

それで、メチレーションとはなにかというのは知りたい方は自分で調べみてください。(すいません)

 

比較的分かりやすいと思うサイトがあったのでご紹介しておきます→メチレーション回路「知ることと学ぶこと」

 

 

何しろ、細胞内のこの回路が回っていることで様々なことが成し遂げられます。

 

 

 

解毒だけでなく、DNA /RNAの産生、アドレナリンやGABAのような神経伝達物質の生成、動脈硬化予防、がん予防などなど。

 

メチレーションは細胞内で瞬時に10億回以上行われているんだとか(どうやって数えたんでしょうね)

 

この回路が回っていないと生きてはいられないため、間違いなくあなたも回っています。安心してください。

 

ただ、これがスムーズに回っているかに差があるようです。

 

遺伝的な要因でメチレーション回路が回らないと、上記のことがうまくいかないので、色々と支障が出ちゃいます。

 

神経伝達物質がうまく作れなくなると、興奮状態になったり、逆に鬱っぽくなったり眠れなかったりします。

 

DNAがうまく作れない、解毒がうまくいかないとなるとガンなどの病気にもなりやすいでしょう。

 

ホモシステインがうまく排泄されず高くなりすぎると動脈硬化やアルツハイマーのリスクがグンと上がります。

 

 

解毒回路

 

メチレーション回路の中で、特に解毒に関係するのがメチオニン回路と硫酸回路です。

 

そこにクローズアップしたのが以下の図です。

 

 

 

この経路がきちんと機能していると、グルタチオン、硫酸塩、タウリンという解毒3兄弟が作られます。

 

特にグルタチオンは細胞内の解毒に欠かせない強力な抗酸化物質です。

 

グルタチオンについて、Wikipediaでは次のように説明されていました。

3つのアミノ酸、グルタミン酸、システイン、グリシンからなるトリペプチド。
フリーラジカルや過酸化物といった活性酸素種から細胞を保護する抗酸化物質 グルタチオンは日本では医薬品扱い。
美白目的に点滴にも用いられる。
グルタチオンはシステイン残基のチオール基に様々な物質を結合する。これらには、毒物や、抗生物質などの薬物、ロイコトリエンやプロスタグランジン等といった各種伝達物質が含まれる

 

グルタチオンがどんなものを解毒してくれるかというと以下のようなものです。

 

  • タバコのニコチン
  • アルコール
  • 農薬、殺虫剤(有機リン系)
  • エポキシド(電子機器の基盤の溶剤接着剤)
  • グリサホート(遺伝子組み換え食品に多用される農薬)
  • メラニンを還元して美白に・・

グルタチオンが体内で作られているかどうか推し量る方法があると良いですよね。

 

実は検診でもらう血液検査の結果からも簡単に見ることができるんですよ。

 

γ-GTPが25以上の時は、グルタチオンが少なくなっているかもしれないと考える指標になります。

 

γ-GTPはグルタチオンを加水分解する際に用いられますから、γ-GTPが上がってきていると、体内で解毒のためにたくさんグルタチオン必要になってるのかも・・と考える訳です。

 

また、炎症があるとグルタチオンを消耗しますので、血小板が25以上あるときもグルタチオンが少なくなっているかもしれません。

 

 

食品から採れないのかと尋ねられることもあります。

 

ブロッコリースプラウトやレバー、アスパラガスにはグルタチオンが多く含まれていると言われます。

 

 

しかし、肝臓では、1日あたり8,000~10,000mgのグルタチオンが生成され、食事から摂取できるグルタチオンの量は1日約150mg程度と言われることを考えると、いかに体内で作られるグルタチオンが多いか理解できます。

 

メチレーションがしっかり回るようにして、グルタチオンを作れる身体にしていきたいですね!

 

 

 

そもそも、このメチレーション回路全体が回り解毒回路までスムーズに進むには、様々な栄養素が必要となります。

 

例えばビタミンB群(特にB6、B12、葉酸)や鉄、亜鉛、銅、マグネシウムなど。。。

 

それに炎症や重金属汚染もメチレーションを止めてしまいます。

 

 

細胞は小さな宇宙のようです。非常に複雑で緻密なんですね。

 

何しろ細胞内で起きていることを考え、メチレーションを回して解毒できる体づくりをしていきたいものですね。

 

 

9月21日(月・祝)に生体内の解毒回路に関してのセミナーを予定しています。
もっと知りたい方はこの機会にお申し込みください。
「メチレーション勉強会」

 

 

 

 

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