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がんと検査

前立腺がんに関して知っておくべき事

近年、相談が増えているのが

前立腺がん」です。

(男性の膀胱下部に尿道を囲むようにしてあるのが前立腺)

お笑いの間寛平さんが地球一周マラソン中に

治療していましたね。

寛平さんも前立腺ガンでした。

前立腺がんに関しては、ちょっと気になることがあります。

前立腺がん増加の理由…

前立腺がんは、近年増加傾向にあります。

胃がん、肺がん、結腸がんに次いで4番目に多いがんと言われています。

 

理由の一つは、食事の欧米化ですが、肉食が悪いというよりは、

質の悪い油の多用が原因だと言えるでしょう。

[ 参考 : 「がんが怖いなら油を変えよう」http://healthy-happiness.jp/?p=316]

 

そして、意外な事に、もう一つの理由は

見つかりやすくなった

ということなのです。

 

今までは、前立腺がんは見つけにくかったので

高齢の方の病気というイメージでしたが、

PSA検査の導入によって”見つけやすいがん”になりました。

前立腺がんと診断される人が増加し、PSA値にビクビクする人も増えました。

 

ぶっちゃけて言ってしまえば、

見つからなければ死ぬまで安泰だったのに…

というケースもあるようなタイプのがんだという人もいます。

PSA値を過信するのは良くないようです。

 

PSA値で慌てなくて良い理由

 
1) PSA値はガンマーカーではない

PSAはガンの出す物質を計っている訳ではありません。

本来血液中に出てきてはいけない物質が検出されることから

何かのトラブルがあるかもしれないと予測しているのです。

 

ですから、言ってみれば「前立腺がん」ではなくても、

外傷や前立腺肥大でも上昇します。

PSA値が高い ⇒ 前立腺ガン という訳ではないのです。

 

数回検査を受けて数値が上昇傾向であれば

確かにガンを疑って精密検査を受けたほうがいいかもしれません。


2)
 PSA高値で前立腺がんとは断定できない

PSA(前立腺特異抗原)はその名の通り、

前立腺から分泌される物質ですが、

本来、精子の運動性を高める役割を果たすものです。

ですから、自然の事として年齢によってその数値は変化していきます。

 

基準値は4ng/mlですが、仮に4を上回っていても

本当にガンである人はそのうちの20~30%です。

10以上になると、50%以上の確立です。

 

PSA値が10以上であったとしても、

半分の人しか前立腺がんではない訳です。

PSA値4以上だったからといって、

一概にガンとは言えないので

様子を見たほうが良い

という点をご理解いただけたでしょうか。

 

もしも、細胞診もしないうちから、

少しPSA基準値より高めというだけの理由で

”予防のため”とホルモン療法を続けるような病院でしたら、

まずは病院を変える事も検討したほうが良いと思います。

ホルモン療法の副作用も考えるべきです。

 

不必要な医療処置は、

別の病気を作ることを軽く見てはいけません。

検査に関しても正しい知識を持って慌てずに対応したいものですね。

 

どうしていいかわからない時は相談してくださいね。

「相談申し込み」ページ

 

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