福岡市からがん検診の無料クーポンが送られてきました。
手厚い医療制度。。。ありがたや。
だがしかし、
ちょっと待って。
「早期発見、早期治療」
必ず言われますが、それをやってきてがんの死亡率は減ったのか?
というと、増加の一途…。
ですよね?
あれ?なんで?と思いませんか。
マンモグラフィーは無駄なのか?!
日本では14人に一人が乳癌になっています。
悲しい事に、乳がんは、働き盛りの女性(30~64歳)の
がんの死亡率の第一位です。
私の祖母も、大好きな友人も乳がんで亡くなりました。
人事ではなく、本当に恐い病気だと思います。
それでも、今の所、
私はマンモグラフィーを受ける気はありません。
2014年5月、スイス医療委員会は
「マンモグラフィーは死亡率を低下させない」
として廃止勧告し、
2009年11月に、米国予防医学特別作業部会は
「40代女性に対する定期的な乳癌検診を推奨しない」
というガイドラインを発表しています。
==[日系メディカル]==========
米国ではメリットよりデメリットを重視
【乳癌学会2010】
===================
乳がんに関する話題になると
「マンモ受けに行かなくちゃ~!」
なんて言う人がいます。
でも、芸能人や身近な人で
そうやって律儀に検査していた人が
乳がんになっていたりしませんか?
それって、マンモグラフィーを受けていたのに・・
と言うよりも、
マンモグラフィー受けていたから・・
かもしれないってことです。
さて、乳がん検診=マンモグラフィー
というくらいになっているのですが…
あなたは、受ける?受けない?
マンモグラフィーとは、乳房専用のX線撮影装置、つまりレントゲン検査を行う装置です。
乳がんの初期症状である微細な石灰化や、セルフチェックではわかりにくい小さなしこりなどを検出することができます。
マンモグラフィーでの撮影は、放射線技師が行います。
乳房を圧迫板とフィルムの入った板ではさみ、薄く延ばして撮影します。
撮影は、左右それぞれ、上下と斜め方向から、計4回行われます
(検診では斜め方向のみの場合があります)。
http://www.konicaminolta.jp/pinkribbon/mommography/index.html
意識していないかもしれませんが、
マンモグラフィーはレントゲン検査なんです。
放射線は癌の罹患率を上昇させます。
乳房は被ばくの影響を受けやすい部分です。
この事実だけでも、考えさせられるのですが、
他の問題点、つまり乳がんの死亡率を
下げられていないという点もよく指摘されます。
分かりやすかったので、
医学博士 國香 清(くにか きよし)氏の
ブログを掲載させて頂きます。
乳がんは、近年その死亡者数が増加していることから、女性の検診希望者が多くなっています。
しかし、デンマークの1997~2006年の研究では、マンモグラフィーには乳がんの死亡率を下げる効果は無いと報告されています。 さらにカナダの予防医学委員会でも、40歳代のマンモグラフィー検診は必要なしとの報告をしています。
実際、マンモグラフィーは偽陽性の多い検査法です。この調査でも約3人に1人は偽陽性で、その内の10人に1人はバイオプシー(生検)を受けているのです。マンモグラフィーによる放射線の被曝に加え、偽陽性による精神的ストレスがあります。
偽陽性といわれることで精神的な落ち込みがあり、精密検査の結果が出るまでの間は、ストレスで熟睡できない方も多いのです。
上記は、マンモグラフィーは乳がんの
死亡率低下に寄与していない、
しかも誤診が多いという話です。
出産能力がある年代の女性では、
乳腺が発達しているため、
マンモグラフィで乳腺と乳癌を見分けることが
難しいため誤診してしまうのです。
…こういったことから、40代の私としては、
あえてリスクのある検査を受けるよりは
セルフチェックを含め、
触診やエコーで見てもらうつもりです。
その方が安全で確実だと考えています。
もしもマンモグラフィーを受けるのであれば、
・精度管理された機器がある
・綺麗な撮影ができる技師がいる
・見立ての良い医師がいる
という条件がそろった乳腺外科病院に行きたいですね。
検査は予防ではない
がんは生活習慣病ですから、
検査をしたからといって予防していることにはなりません。
検査で出来るのは病気を見つける事だけです。
乳がんを予防するために
出来る事は色々あります。
栄養療法は予防には最適だと思いますよ。
出来る事を幾つか書いてみますね。
≫乳がんの予防にするべき事は…
- 運動する
- 糖質を控えめにする
- 悪い油をさける
- 鉄欠乏性貧血を避ける
- 野菜と乳酸菌で腸内環境を改善する
- 適度に日にあたってビタミンDを合成する
- がんばりすぎない
≫予防に必要な栄養素は…
- ビタミンA
- ビタミンD
- ビタミンC
- ビタミンE
- カルシウム
- DHA/EPA
- イソフラボン
- ヘム鉄
- プロテイン
がんの死亡率低下に成功したアメリカに習うとすれば、
やはり予防に徹する事です。
日本も2~30年たてば、それが主流になると思います♪
でもそれまで待つ必要はないので
今から現実的な予防をしておきたいですね。
予防のためにあなたにとって必要なアクションを知りたいなら
健康相談をご利用ください。