先日、NPOがんを学ぶ青葉の会

代表の松尾さんにお誘い頂き、

「命の可能性は無限大」トークライブ

に行って参りました。

 

お話してくれたのは

杉浦貴之さんと畑地美妃さんです。

非常に学びの多い内容だったので

ここでシェアさせて頂きたいと思います!

シンガーソングライター杉浦貴之さん

 

がんサバイバーの彼。

16年前、28歳でがん宣告を受けています。

余命、早くて半年。

2年後の生存率0%

医師はご両親にそうお話されたそうです。

 

でも今、病気になる前よりも元気で

そして幸せに暮らしていらっしゃいます。

 

彼は、病気になった事で大切な事に気づきました。

とても素敵な内容なので

杉浦さんのHPからそのまま引用します。

 

ぼくはそれまで、親の期待に応えよう、

いい子でいようと思って生きてきた。

 

長男のぼくは、

「海外を飛び回る仕事がしたい」

という夢をしまい込み、

地元の高校、地元の大学をストレートで卒業。

就職したのは、家から10分のところにある会社。

だれよりも親孝行をしていると思っていた。

 

間違いだった。ぼくの勘違いだった。

「ぼくが生きているだけで、

お父さん、お母さんは嬉しかったんだね~!

ぼくは生きているだけで、

お父さん、お母さんに幸せを与えていたんだね。

ごめんね、気づかなくて」

 

「生きているだけで素晴らしいんだ、

ぼくたちは生きてるだけで祝福されている!」

そう気づけた瞬間、ぼくは変わった。

 

「自分で作った病気は自分で治せる。

絶対にこの病気を治してやる!」

ぼくの心にスイッチが入りました。

「このままでは絶対に終われない!」

「絶対に終わらない」

・・・・ぼくは力強く起き上がる。

 

がんになった原因を探るため、

病気を治すため、本気で自分自身と向き合う決意をしたのです。

自分の中に「がんを治すスイッチ」が入る。

そして、「がんを治す」だけじゃなくて、

「今、幸せになろう」って思った。

 

たった一度の人生、思いっきり好きなように生きてやろう!

「やらずの後悔」なんて、もうごめんだ。

「未来の幸せ」のために、「今苦労する」のもごめんだ。

今、幸せになろう!今を楽しもう!

 

以来、ぼくは動き回りました。

感じたら動いた。

体の全細胞に声を掛けながら。

「大丈夫、大丈夫、大丈夫!お前は元気になる」。

 

日本中の、がんを克服した人に

会いに行った杉浦さん曰く、

がんを克服する人の共通点は、

克服した後に叶えたい「夢」がある人。

 

そんな杉浦さんには、”結婚したい”という夢がありました。

 

ホノルルマラソンを完走して、

プロポーズ!そして結婚式を上げる!

 

 

そんな素敵な夢を叶え、

今は二人のお子さんに恵まれています。

 

9年がかりで夢を実現させました。

夢を叶えるために自分の限界を見切らず、

自分と向き合い、常識にとらわれず、

自分の枠を壊して何事にもチャレンジしてきたのです。

 

「治したいと思っている間は病気に支配されていたんです。

でも問題解決思考をやめて、

目的思考に変えました。

つまり、治った後にどんな自分になってどんな夢を叶えたいか

と考えるようになって変わったんです。

死なない事ではなく、生きる事を考えるようになったんですね。

 

自分を信じる!!

その力の強さを感じます。

 

そして、医療者の立場から、

杉浦さんのような人の心の持つ力

を追及してきた医師が

畑地美妃先生。

 

秋本病院(福岡市中央区)

緩和ケアセンター長

畑地美妃先生

http://www.akimoto-hospital.jp/voice/chief2

 まだまだ若くてエネルギッシュな畑地先生。

(自分なら絶対ここにお世話になりたい!)

彼女の話も強烈でした。

 

神様のような医師から芸術的な手術を受け

完全にガンが取れた患者さんも

数カ月後には帰って来てしまう。。。

 

そんな現実を目の当たりにして、

彼女はメスを置きました。

大学病院を出て見ると…

 

病院の外には、がんが治った人が沢山いる!

 

そんな経験を通して

医療とは何か…と考えさせられたそうです。

 

医療の盲点は、

見えるものしか相手にしない事です。

心や精神が置き去りになっているんです。

 

この言葉にいたく納得しました。

私もある部分、見える部分を語っています。

「生活習慣を変えましょう。」

「食事を見直しましょう。」といった具合に。

 

でも、

なぜ暴飲暴食してしまうのか、

なぜお酒が増えてしまうのか、

なぜ仕事を頑張りすぎるのか、

なぜ運動する時間を自分に与えないのか、

 

そこには、

その人のの問題があります。

 

自分を否定する気持ち、

完璧にしなければいけない、

人を喜ばせないといけない、

早くできなければいけない、

 

そんな自分を締め付ける力が強いほど

自分を苦しめます。

それが精神的ストレスそのものです。

そしてストレスはガン細胞を増殖させます。

 

私自身、

もっと患者さん自身が自分と向き合い、

自分を信じるお手伝いを出来るようになりたい!

そう思いました。

 

幸せに生きようとした人が

健康を手にするのかもしれません。

 

心に目を向ける。

良いきっかけをくれたトークライブでした。

お近くである時は是非!お出かけになってみて下さいね。

イベント予定 》 http://www.taka-messenger.com/event

 

☆健康相談

ご予約はこちらから

「相談申し込み」ページ

夢をつかむために健康になりたい!

そんな誰かのお手伝いをできれば私も幸せです♪

おすすめの記事
お悩み別対処法
がん患者さんでも、手術後特に薬は処方されないケースもよくあり、逆にそれを心配する人もいます。 何か薬を飲んでいるほうが体に良いようなイメー...