先回、がん患者さんのビタミンCの必要量について書きました。

一般的な量の100倍! 10,000mg必要です!

という記事でした。

 

今回はその続きという形です。

 

ビタミンCに限らず、サプリメントの話題となると大抵尋ねられるのが、

「D○Cとか、ネ○チャー○イドとかどうですか??」

といった事ですね。。。

 

どうぞご自由にお求め下さい

 

大手のサプリメントは安心感がありますよね。

 

「大手だから大丈夫そう」という感覚です。

 

…ただ、私自身は、スーパーで置いている大手の物を買った事がありません。

 

 

やはり、食品ですから、原料コストと販売価格は比例します。

ということは、安いものは、安い原料しか使えないという事です。

 

ビタミン類は石油からも作れちゃいますし、天然由来だとしてもそれがどんな素材なのかはわかりません。

 

つまり遺伝子組み換えではないか、産地はどこか、農薬をどれくらい使っているかといった表示をすることは義務ずけられていません。

 

一か月分が数百円の物はそれでも利益が出るような原料を使っているということです。

 

食品と同じと考えると、サプリメントは、金額が一つの判断基準になります。

 

私は一か月分千円以下で買えるものを購入した事はありません。

 

良いものがわからない場合は、医薬品を求める方が無難です。

 

でも、これもまた添加物が非常に多いので私は買ったことがありませんが。。。

 

大切なのは量と質

多くの日本のサプリメントメーカーは、国が定めた栄養摂取基準に合わせたビタミン・ミネラルを配合しています。

 

しかし、これは健康な人が病気にならないために必要な最小限の量に過ぎません。

 

 

栄養療法では治療目的で栄養素を使いますので、大量にサプリメントを使用する事になります。確実に結果を出すためには量が必要だからです。

 

ですから、有効成分よりも添加物の方が多いような質の悪いものを大量にとってそれを処理するために腎臓や肝臓を痛めるようでは困ります。

 

ある程度まとまった量配合されており、尚且つ添加物の少ないものが理想です。

 

 

ビタミンC(アスコルビン酸)は安価なものでも比較的大きな害は出にくいようですが、特に危険なのは油性のビタミンです。

 

油性ビタミンは、ホルモンのような働きをしますので、その分影響が大きいのです。

 

ビタミンAやE、DHA・EPA 選びはぜひ慎重に!

 

 

また、表示している量が実際に入っているかどうかも大切です。

 

なぜそんな事を申し上げるのかと言うと…

 

量の基準がバラバラ

日本ではサプリメントが医薬品ではなく、食品衛生法の規定を当てはめます。

 

ですから、サプリメントには実際の製品に含まれている成分量を表記する必要がないのです。

 

これくらいの量の原料を使ったから一粒にはこれくらいの量が含まれるだろうという計算をするそうです。

 

かなり、企業側の良心に任されているという訳。ちょっと困りますね…

 

 

水溶性サプリメントを例にすると…(ビタミンC,ビタミンB)

 

原料を水で洗浄している間に”水溶性”なので栄養が溶け出てしまいます。

 

その流れ出た分まで考慮している訳でなかったりすると、

 

実際の含有量は…??

 

かなり表示より少ないかもしれません。

 

でも、購入するなら、きちんと中身のあるものが欲しいですよね。

 

ですから、私が自分で使い、人にも紹介するとすれば”医療用でしっかり製品自体の含有量がチェック済みの安全なものを”ということになります。

 

必要な方にはご紹介しますので、気軽に相談してくださいね。

 

 

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